大人気絵本『パンどろぼう(作・柴田ケイコ)』にも陳列されている「ぼうしパン」 グレーテルのかまどで作り方が紹介されておりましたのでキープレシピです。
実は高知県のご当地パンなんですね。今回始めて知りました!しかもメロンパンにクッキー生地をかけ忘れて、たまたま近くにあったカステラ生地をかけたら出来上がったというパンなんですって!ぼうしのツバにあたるあのサクサクした所がほんのり甘く、ぼうしの所はふんわりして小麦の素朴な味を感じるあのパン!う〜ん、想像だけでもう美味しい!なんだか食べたくなってきました!では材料から揃えて作ってみましょう^^
ぼうしパン
材料(11個分)
(A)はぼうし部分の材料、(B)はツバ部分の材料、(C)はアイシングの材料です
- (A)強力粉:250g
- (A)グラニュー糖:30g
- (A)塩:4g
- (A)脱脂粉乳:12g
- (A)無塩バター:50g
- (A)生イースト:8g
- (A)卵黄:15g
- (A)水:170ml
- (A)柚子ピール:60g
- (A)ゆずリキュール:10ml
- (B)無塩バター:200g
- (B)グラニュー糖:200g
- (B)卵:120g
- (B)薄力粉:200g
- (C)卵白:30g
- (C)粉砂糖:200g
作り方
- (A)無塩バターを角切りにし、常温に戻しておき、(B)無塩バターも常温に戻す
- 柚子ピールを細かく刻み、リキュールと合わせておく
- ボウルに(A)水・(A)卵黄・(A)生イーストを入れ、泡だて器でよく混ぜる
- 別のボウルに(A)強力粉・(A)グラニュール糖・(A)塩・(A)脱脂粉乳をいれ、混ぜ合わせる
- 3.に4.を加え、粉類に水分を吸わせるように手で混ぜる
- 粉っぽさがなくなったら作業台にうつし、手で擦り付けるように混ぜる(今回は水分多めの生地となっており、気泡が大きくなることでふんわり焼き上がります)
- ダマがなくなり滑らかになったら、台にたたきつけてさらにこねる
- 一つにまとまるように(生地を伸ばしても切れずに薄い膜が張る感じ)なったら、生地を広げて、常温に戻しておいた(A)無塩バターを包む
- 再度台に擦り付けるように混ぜ、ダマがなくなり滑らかになったら、台にたたきつけてさらにこねる
- 一つにまとまるように(生地を伸ばしても切れずに薄い膜が張る感じ)なったら、2.を入れ包む
- 9.と同様に混ぜる
- ひとまとまりになったらボウルに入れ、表面が乾かないようにし、22〜28℃(室温くらい)で60分発酵させる
- 発行できたら50gずつ、11個に切り分け丸める
- 8cm以上間隔をあけて天板に並べ、表面が乾かないようにして、室温に15分休ませる(並べきれなかった分は冷蔵庫に入れ、発酵を止めておく)
- 休ませた生地を丸め直して天板に並べ、表面が乾かないようにして、約30℃の温かい場所で発酵させる
- (B)卵を溶きほぐし、湯せんなどで人肌くらいに温める
- ボウルに常温に戻した(B)無塩バターを入れてほぐし、(B)グラニュー糖を加えて、泡だて器でよく混ぜる
- 人肌に温めた(B)溶き卵を数回に分けて生地に加え、よく混ぜる
- ふるいにかけた(B)薄力粉を加え、滑らかになるまでゴムベラでよく混ぜる
- オーブンを190℃に温めておく
- 天板に並べたパン生地(15.)の表面に、クッキー生地(19.)を絞り器で渦巻き状に絞りかける(生地の上だけでOK!焼く時にひろがり、ツバができます)
- 180〜190℃のオーブンで約16〜18分焼く(クッキー生地が焼けすぎないよう、オーブンからすぐに取り出す)
- ふるった(C)粉砂糖に(C)卵白を加え、ヘラなどでしっかり混ぜる(絞れる固さになるよう、粉砂糖で調整する)
- ぼうしパンに23.のアイシングでリボンなどで飾り付けて完成!
まとめ
水分多めにしてふわふわのパン生地に、卵黄を少なくしてとろとろ状態にしたクッキー生地を上からかけて焼く「ぼうしパン」でした。ツバはサクサクしっとり、ぼうしはふわふわ!う〜ん、たまりませんね!パン作りはどうしても時間がかかりますが、お休みの日にお子さんと一緒に作るのも楽しいかもしれませんね!
パンどろぼうの作者である柴田ケイコさんも大好きなぼうしパン。みなさんも作ってみてはいかがでしょうか?柴田ケイコさんはツバをちぎってぼうしのふわふわから食べるタイプなんですね^^
コメント